かに玉スープ

簡単にふんわり玉子スープを作る調理器具 コツはとろみづけ?

こんにちは、チカラです。

卵料理って意外と難しくないですか?

玉子スープを作ろうと思った時に一箇所に固まってしまったり、卵がうまく固まらずに汁が濁ってしまうといったお悩みをよく見かけます。

今回は玉子スープをうまく作るコツを紹介していきます。

卵は高タンパクな食材の中でも最もと言っていいくらい身近な食材ですのでうまく調理をしていきましょう!

沸騰させた中に溶き卵を注ぐ!

簡潔に一番のポイントは汁がゆらゆらと沸いていることです。

沸騰していると、ポコポコと鍋底から泡が出て、汁が勝手に動いている状態だと思います。

この、沸騰による対流が起きているところに卵を細くたらしながら入れていきます。

そして、卵を流した直後はお箸などで混ぜてはいけません。(混ぜると汁が濁ってしまします。)

何故なのか次の項目で説明していきます。

対流ができているとなぜうまくいくのか

汁がゆらゆらと沸いていると、対流ができてるとお話ししました。

この状態だと当然ですが、汁の温度は100度近くあります。

卵は白身が一番火が通りにくく、80度以上で完全凝固します。(凝固が始まる温度はもっと低い出す。)汁の中に、卵を流し入れることによって汁の温度が下がりますのでなるべく高い温度を保ちながら卵を投入したいです。まずは温度を保つために沸かします。

この状態でお箸を伝って細く卵を全体に回し入れていきますが、汁を沸かして対流ができていると、流した卵がお箸を使って混ぜずとも勝手に固まりながらゆらゆらと汁の中で踊ってくれます。そうすることによって底に沈んでしまったり、一箇所に卵が固まってしまうことが避けられます。

この時すぐにお箸で混ぜないでくださいとお伝えしましたが、ここで急いで混ぜてしまうと固まりきっていない卵が汁の中に散らばって濁りの原因になってしまいます。

卵が大体固まったら、お箸やお玉で大きくかき混ぜて、火を止めます。ここで火にかけ過ぎてしまうとせっかくふわふわの卵が硬くなってしまいます。卵が固まったらサッと火を止めましょう。

さらに綺麗に見せるためには汁にとろみをつける

よく卵スープにはとろみがついていますよね。

あれってとても理にかなっていて、汁にとろみをつけることによって、汁の中で具が沈まずに均等に保たれる役割があります。

サラサラの汁に溶き卵を入れて沈んでしまって難しいという方はとろみをつけてから卵を流してみてください。

必ずとろみをつけた後の汁に溶き卵を流してくださいね。

簡単に卵を細く流すには穴あきお玉

お箸から溶き卵を細く流すのは慣れるまで難しいです。

穴あきお玉を使うとゆっくり細く卵が流れてくれるので、オススメです。

よくといた卵を穴あきお玉を通して流しながら鍋の上で全体に卵が行き渡るように円を描くように回し入れます。

この時も汁の沸騰状態や、すぐにはかき混ぜないことなど、同じように作ってください。

まとめ

・汁はゆらゆらと沸騰していること

・卵を入れてすぐにはかき混ぜない

・卵を沈ませないためには汁にとろみをつける

・簡単に卵を流し入れるには穴あきお玉を使う

当サイトの玉子スープのレシピ

今回は卵スープをうまく作るコツを紹介していきました。

当サイトのレシピは片栗粉でとろみをつけたものになっています。

ぜひ挑戦してみてください。

→とろみづけのコツに関してはこちらの記事をご参考に。

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