こんにちは。チカラです。
炒め物をするときに野菜から水分が出て、ベタッとした仕上がりになったり、水っぽくなったりしたことはありませんか?
レシピ通りに作っているはずなのに…。業務用の火力じゃないとうまく作れない?などの疑問を持っている方もいらっしゃるかもしれません。
この記事では、誰でもご家庭で簡単に出来る炒め物のコツを紹介していきます。
野菜を炒める時のコツは2パターンあるのですが、今日紹介するのは一番早く簡単にできる裏技です。ズバリ、炒める前に野菜を電子レンジにかけることです。これで格段に炒めた時に水が出にくくなります。そんなことで解決するの?と思うかもしれませんが、次の項目でその理由をお話しします。
炒め物の多い中華料理の工程を見てみると「油通し」というものがあります。炒める前に高温の油で数秒、野菜を素揚げをするという下処理です。
そうすることによって野菜にも軽く火が入り、余分な水分も抜けて炒める時間が短縮されます。炒める時間が短いと野菜はシャキッとしたままで、炒めている鍋の中で余分な水分が出なくなります。
この油通しを電子レンジ加熱で代用することで似た効果が得られます。
また、あらかじめ軽く火を通しているので鍋で炒めるときには、どれから順番に入れるか考えることや、火が通ったかなどの心配をすることも減るので初心者の方にもおすすめの調理法となっています。
まず、ボウルにザルをセットして野菜を入れて加熱し、出てきた余分な水気は捨てられるようにしておきましょう。
野菜は固いものから順番にレンジしていくのが望ましいです。
玉ねぎ、人参、ピーマンであれば、
ボウルに人参を入れて30秒レンジ→玉ねぎを追加して1分レンジ→ピーマンを入れて30秒レンジ
などの順番になります。
順番を考えるのが難しいと思う方もいらっしゃると思いますが、当サイトのレシピは順番や加熱時間も記載していますのでご安心ください!!
そして炒めるときは強火で手早くを心がけてください。もちろんご家庭のコンロの強火で結構です。
IHのご家庭の方は、長めに鍋を温めることをおすすめします。(鍋の温度が急激に下がることで、炒め時間が長くなって結局水分が出てしまうため。)
味付けは一番最後に行ってください。
浸透圧の影響で塩分が入ると野菜から水分が出やすくなるからです。
電子レンジにかけるときに心がけてほしいのは、完全に火を通さないということです。
電子レンジの時点で火を通しすぎてしまうともちろん野菜はしなしなになってしまいますし、野菜の水分に含まれている旨味も流出してしまうからです。
大体7割くらいを電子レンジで加熱して、残りの3割を炒めるときに加熱するイメージです。
・野菜はレンジで加熱してから炒める。
・強火で手早く炒める。
・味付けは最後に。
・レンジのしすぎに注意!
当サイトの、電子レンジを活用した炒め物のレシピはこちら。
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